銭湯みどり湯へ初めてお越しの方へ

約3億8000万年前。大規模な地殻変動が起こって形成されたヒマラヤ山脈。その時、ミネラル豊富な原始の海水が地中に閉じ込められました。山の強い圧力を受けながら約1,200℃というマグマの熱によって焼かれて結晶化し、強い還元力を持つ貴重な『還元性熱成岩塩』ができました。自然環境の厳しい高地で最初にこの岩塩を見つけたのは、チベット高原に生息しているヤクです。毎年決まった時期に列をなしてこの岩塩を食べに行くことから、その存在が知られました。

 

この還元パウダーはミネラルの補給や体内の酸化を抑えることができ、免疫力向上にも役立ちますので、体調が優れない時や疲労回復にもおすすめです。食べるだけで身体に栄養を摂り入れることができるので、忙しい日常でも手軽に利用できます。外食する機会が多い方、料理好きな方、健康に気を使っている方に特にオススメです。

 

＝湯浴み

日本には火山が多く、たくさんの温泉に恵まれていたこともあり古くから湯治という行為が行われてきました。『日本書紀』にもその記載が見られます。お湯の中に身体を浸す事を「湯浴み」と言いますが、我が国の湯浴みの歴史は江戸時代からと言われています。

 「湯浴み」即ち「入浴」は、日常の心身の疲労を和らげ皮膚を清潔にし神経を鎮める作用があります。清涼感をもたらし防寒にも役立つことは皆さんも実感されていることでしょう。入浴は筋肉の痛み・凝り・強張りを和らげ、運動麻痺の機能回復訓練にも利用されるなど水治療法における温浴という側面も持ちます。還元パウダーを入れて入浴することにより、身体の外側と内側から酸化をリセット。このお湯に浸かることで血管が拡張し血液の循環が良くなり、酸素や栄養分が適切に運ばれて健康を維持するのに役立ちます。38℃程度のぬるま湯に入ると、副交感神経が刺激されオフモードになりやすいとされています。40℃以下の中温浴ないし微温湯にゆっくり入り、風呂の湯より1～2℃低くした湯をかぶって出ると、湯冷めしないと言われています。